pipのインストール方法について
Pythonには、モジュールと呼ばれるライブラリ群が沢山あります。私達は、これらの恩恵によって、すぐにプログラムを書いて、したいことを実行できるわけですね。
ところで、ライブラリと聞くと、その管理方法をどうするかが疑問になります。例えばVC++だと、NuGetなるものがありました。これはコマンド一つでプロジェクトに導入できたり、自動でいろいろやってくれるので、あまり管理方法に悩まずに済むいいツールです。
で、「Pythonではライブラリ管理は何を使えばいいんだー」と調べた所、「pip」なるものを見つけました。なので、とりあえずはこれを入れてみることにしました。
pipのインストール方法ですが、Googleで検索すると「easy_installで入れるべき」だと書いてあるページが沢山出てきます。しかし、この方法はちょっと古いみたいです。私が参考にした以下のサイトのように、今はPythonがインストールしてあれば、get_pip.pyを実行することでpipを導入できるようです。
pipの使い方 (2014/1バージョン) — そこはかとなく書くよん。
Pythonがインストールされているのに、モジュールのインストーラーがそれを認識しない。
PyAudioというモジュールをインストーラーでインストールしていたときに、「Python version 2.7 is required, which was not found in the registry」というエラーが出てしまい、数日間ここで悩んでました(投げた、ともいう)。
この解決策なのですが、レジストリを64bit版の設定にすることらしいです。以下のサイトに記された通りにレジストリを書き換えたら、正常に認識されるようになりました。
Yamada Program: Pythonのsetuptools を 64bitマシンにインストール
pipからだと、64bit版のモジュールを入れられない?
以下のサイトで、非公式に64bit版のモジュールを配布しているようです。ここからダウンロードしてインストールします。
Python Extension Packages for Windows - Christoph Gohlke
参考 :
64bitのWindowsでPythonの環境づくり - 唯物是真
windows7 64bit環境でのpython, opencvセットアップ等 - kohta blog
ライブラリ同士の依存関係が複雑
最初、scipy、numpyをpipで入れようとしていましたが、インストール時にエラーが出てしまっていました。メッセージを見ると、どうやら何かモジュールが足りないようでした(今考えると、32bit版を入れようとしていたのが原因の気もします)。
インストーラー(GUI)によるインストールなら、依存先のライブラリも一緒に入れてくれるのでしょうか?この事に関しては、私はあまり理解していません…。
とりあえず、以下のものを先に入れていました。(他サイトではgfortranを入れるべきだと書いているのですが、自分は入れませんでした。)
nose、pyparsing、python-dateutil
ブログを書いてみて
Pythonとは関係無い、おまけの話です。
モジュールの導入は、この週の頭くらいから詰まっていた問題でした。そして、だいたい木曜日くらいに、これらの解決策が見つかり、やっと不自由なく動作する環境が手に入りました。
それで、この記事を書いているのは土曜日なのですが、もう何があったのか記憶が薄れてきているみたいです。特にエラーメッセージなどはそうで、ちゃんとメモしておかないと「どんなエラーだったのか」すらあやふやになってしまいます。そもそも、大体詰まった時はエラーメッセージをそのまま検索してみたりします。なので、
・エラーメッセージは、どこかに記録しておく。(出来ればスクリーンショットも撮る)
・解決策を見つけたら、そのURLや書籍の出典も、後で分かるようにメモを取る
これらの事は最低限しておくべきだなあと思いました。
それから、他のブログページと比べると、大抵「自分の書いた文章は長くて読みにくいなあ」と思ってしまいます。「必要な情報を、簡潔に、分かりやすくまとめておく」方が、見やすいし理解の助けにもなるということは知っているのですが、実践するのはなかなか難しいです…。冗長的になってしまうのは、癖なのかもしれません。直したいところです。