2016/06/16

[旅行]白骨温泉 3日め

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白骨温泉旅行 3日めです。(1日目、2日目)

この日は、白骨温泉を出て、松本を観光して帰途につきました。
ホテルのエントランスです。播隆上人の像があるのが面白かった。
ホテルのロビー(奥)です。朝はコーヒー、夜は簡単なお酒が飲めます。左側に売店がありました。
新島々行きバス車内、白骨を出て湯川渡に向かう途中。
新島々駅再び。
このバスに乗ってきました。
松本駅前です。なんだかちょっとバブリーさが残っている…。
松本駅前です。EPSONは岡谷でしたっけ。
松本駅。
松本では、まず松本城を見に行きました。現存天守を持つ国宝です。自分はふらふら徒歩で向かいました。まずファミマでコーヒーを買い(必要)、駅前の繁華街を抜けて、銀行など企業が集まる中心部に出ます。野川を見ながら千歳橋を渡ると、右手に縄手通りです。時間がなく、見た感じお土産屋街に見えたので今回はパスして、松本城に行きました。

 松本城についたら、まず皆が撮っているであろう堀越しの天守の写真を撮影。そして天守閣を観光しました。残っている鉄砲の数に圧倒されました。こんな残ってたの。他にも、再建天守にはないいい意味での古さがありました。

堀越しの天守閣。定番のアングル。
拡大。赤い橋のアクセントが消えてしまう…。
黒門?狭間がこんなところにまで。
桐のマーク
随分入れ替わったんですね
国宝にあるいつもの看板といつものHITACHI
ここから見るとあまり威厳が無いですが、天守
ここから出てきます。やっぱり屋内にまで石垣がないと雰囲気がない(?)

よく残ってましたね
凄い痕
微妙に平成1桁代に作られてそうな雰囲気の看板
裏から見た天守
開智学校です。





隠れてしまった松本駅の駅標
松本駅の待合室にはこのような案内が。
あずさ
上高地で一番推しのお土産です。常温保存できるし、パッケージも洒落ていて味もよかった。

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[旅行]白骨温泉 2日め

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白骨温泉への旅行記 2日めです。この日は上高地に出掛けてみました。

 まずは朝ごはんから。温泉の湯で炊いたという名物のおかゆが出ました。ほんのり温泉の味がして面白いです。前日温泉の湯を飲んでみた時は(飲み場があるんです。一応)、正直ウッとなったんですけれど、このおかゆはそんなことはなく美味しかったです。
朝ごはん。バイキングではなかった。
朝ごはんを食べたら、上高地に向かいます。白骨→上高地の直通バスは、この時は0920の1本だけでした(沢渡BT乗り換えなら他にあったかも)。
 バスまでの待ち時間に、バス停裏の神社と石碑を見てみました。
バス停脇の小さな祠
大菩薩峠の碑
白骨温泉のバス停前の道路は絶賛工事中。侵食が激しく、放っておくと道路が崩落してしまうそう。
工事概要。そもそも川を隧道で通していたんですね。
絶賛工事中
バス待合所の裏。苔むして草も生えている屋根がよい。
こんな風にコンクリートで固められています。

上高地行きのバスです。乗車時に車掌さんから切符を買うシステムでした。
上高地への片道切符
白骨から沢渡に降りる途中、猿を見ました。写真左上のぼやけたやつです。
1時間弱で大正池に着きました。上高地BTから観光して最後大正池に辿り着くのでもよかったのですが、上高地で買い物もしたかったので、先に大正池を観ることにしました。
大正池に着きました。長かった。
大正池はバス停の目の前です。湖畔に降りると、目の前には焼岳と穂高連峰がドーンと聳え立っています。これは感動しました。思わず写真を何枚も撮ります。後ろからは団体の観光客がわらわらと来ますが、皆さんこの絶景に歓声をあげていました。穂高連峰、富士山よりも見ていて登りたくなりました。
 大正池は透明で、意外と水深が深いようです。色こそ綺麗ですが、その分生物はあまり居なさそう。東京電力の開発ありきで大正池が保たれているのはなんだか皮肉めいています。
焼岳。
焼岳~中尾峠~新中尾峠~割谷山の稜線です。
堰が見えます。
大正池。意外と深くなっています。透明度は高そうですが、生物は見当たりません。
大正池と穂高連峰です。露光控え目で穂高連峰がくっきり。
大正池と穂高連峰です。今度は露光を上げました。池の色がよく出ていますが、山はちょっと白くなってしまった。
さて、大正池からは河童橋に向かって歩いていきます。この散策路はほぼほぼ平坦でよく整備されています。なのでとてもラフな格好で行ったのですが、意外とハイキング装備の人が多くて、自分が浮いている気がしました…。
 途中、田代池、ウェストン碑を通っていきます。
エメラルドグリーンの湖面が綺麗。
個人的に気に入った一枚。水面の反射をよく写せました。

なんだかかに星雲(M1)のような不思議な色をしています。
苔です。
湿地帯…?
こんな林の中を歩きます。
河原に出ました。焼岳です。
木が荒涼とした雰囲気を出しています。さながら賽の河原です。
穂高が相変わらずよく見えています。
拡大。西穂~奥穂~前穂~明神岳ですね。
後ろを振り返ると、六百山への尾根でしょうか。こちらも鋸状でゴツゴツしています。が、観光客には不人気…
白樺と岳樺の違いです。大体どこ行ってもガイドさんがこの話しますね
白樺
鳥類です。ウグイスとアカゲラ?だけ見ました。
真ん中にウグイスが止まっています。わからない…。
穂高連峰の解説図です。天狗のコルからの登りが凄いですね。
自然を見ながら歩いていたら、田代池に着きました。池というよりは川のように思えます。浅いですし。でも昔は5m程度の深さがあったんですね。自然のダイナミズムを感じます。
田代池です。
田代池と霞沢岳?
ここも水草くらいしか生き物がいない。
田代池の生い立ちです。
梓川沿いの散策路
上高地の生い立ちです。
田代橋からの眺めです。
田代橋付近からみた六百山~三本槍~霞沢岳です。なかなかこっちも切り立っていて凛々しい姿です。人気ないですけど。
ウェストン碑
途中、登山道の脇の木でアカゲラ?が絶賛虫取りしていました。コッコッココココココッと段々早くなっていく音がします。北海道などで、きつつきをした痕は見たことがあるのですが、本物には初めて出逢いました。しかし随分人馴れしているというか、横でカメラ回していても意にも介さずきつつきを続けていました。サービス精神旺盛というか。
木にとまっています。
このあと、ひたすら右岸散策路を歩いて行って、ようやく河童橋に着きました。大正池から1時間あまり、結構時間がかかりました…。少し早足だったのと、途中から陽が射してきて、上高地といえど若干暑かったです。
 河童橋は団体のお客さんなどで大賑わいでした。随分外国の方も訪れるんですね。
 河童橋から先、お土産を買って帰るつもりでしたが、帰りのバスまで3時間も間があったので、頑張って先の明神まで行ってみることにしました。行きに右岸、帰りに左岸を通ることにしました。
 下の写真は、河童橋から少し進んだところから撮った穂高連峰です。
西穂~奥穂
吊尾根
明神岳。Ⅱ峰がかっこいいですね。
上の写真と見比べてみてください。
途中に咲いていたつつじです。
随分立ち枯れが多いです。
岳沢への登山口です。今年の夏はここを通るんでしょうか…。
途中の沢には(多分)岩魚がいました。天然で泳いでいるのは初めて見ました。斑点が特徴なんですね。何匹かで悠々と泳いでいて、でも遊んでいるようにも見えます。
他、登山道を歩いていたら目の前に猿がいました。子供を背中に乗せて歩いている猿です。こ奴らも人馴れしているのか、横をそーっと抜かしていっても気に留めない様子。のんびり笹を食べたあと、笹原に入っていき、遠くの木に登ったりしていました。
上高地は、川が澄んでいて水草と岩魚がいますし、動植物もたくさんあり、何より他の日本ではあまり見られない風景がずーっと広がっていて、これは後世に残さないとなあと思わず納得してしまう、そんな場所でした。
岩魚?
よく曲がる身体
なんか居ると思ったら猿だった。
集団移動中
子供が上に乗っています。
笹ヤブの中に入っていきます。
すぐ見えなくなってしまいました。思った以上に笹は見通しが効かないんだなあ…。
実は木の上にいます。
1時間弱で明神に着きました。早歩きしたお陰で、コースタイムより若干早く着けました。しかし油断は禁物、食事とお土産物色に1時間使うとすると、あと1時間で河童橋に戻らないといけない状態でした。明神池をささっと見て帰ります。小屋の岩魚の塩焼きは…昨日食べたからいいかなとスルー。というか、山価格で結構高かったので…。
 明神からの明神岳は、迫力があって見ものでした。これが見れただけでもよかった。

 明神からの帰り道は、ひたすら早歩きです。来た時は、久しぶりに自然を堪能できてよかったんですが、帰りは変わらない眺めに段々飽きて時々携帯見ていました…。
穂高神社の鳥居です。
小屋。
ここにも岩魚が居ます。でも流石にこれを塩焼きにはしないんだろうな
奥宮です。
明神池
明神池と明神岳です。まるで裏山…。
生き物は居なさそうです。
明神二之池です。

行き止まり…
こんなところにもカフェが。専属のパティシエさんがいるそう。うーん下界なのか山なのか。ここで暮らすのは大変そうだ。
明神橋からの明神岳です。
主峰と多分第5峰です。
長七の頭です。あの鞍部に池があるらしいですね、見てみたい。
2263峰?
インターネットの登山記録でよく見る標識
明神館
明神岳の解説板です。分かりやすい…。
何の花でしょう?
この標高でもシダが生えるんですね。
なんだ?
さて、河童橋に戻ってきたのでご飯にすることにします。しかしここで問題が発生。河童橋近くの食事処は、五千尺ホテルのThe Gosenjyaku、河童食堂、五千尺ロッジ食堂、レストラン小梨とあとカフェくらいなのですが、この内レストラン小梨とカフェ以外が全て団体の貸し切りという…。そして、あぶれた観光客がレストラン小梨に殺到していて大混雑。しかしお腹が空いているのでカフェの軽食は嫌だ…。という状況に。まさかこんな事になるとは思っていませんでした。暫く右往左往して、丁度レストラン小梨前のテラス席が空いたので、なんとかそこに収まりました。
 上高地と言っても特産が岩魚以外思いつかなかったので、普通にかつ丼を頼みました。ついでに上高地ビールなるものも。意外と量があって大変だった。

 ところで、レストラン小梨って白骨の宿の小梨と同系列なんでしょうか?
上高地ビール
よくあるカツ丼。お茶が付いているのが凄い。地味に東京にいた時から食べたかった。
河童橋の解説。芥川龍之介の名前が出てくるとは。
「The 上高地」な構図。しかし午後になって穂高に雲がかかってしまった…。
食事をしたら、お土産を探します(白骨にあまり売っていなかったので)。橋の両側の売店を見た結果、小梨の売店イチオシのお菓子、「上高地の四季」を買いました。試食したんですがこれがとてもよかったです。帰ってから人にあげても気に入ってもらえたよう。冷蔵/冷凍じゃなくてもいいのもポイントでした。

 さて、上高地を見ておみやげも買ったので、白骨に帰ります。上高地バスターミナルでチケットを買います。白骨行きはなぜか有人窓口で買うんですね。で、この整理券システムを知らなくて、乗るときに係員の人に切符を見せてもスルーされてあれ?となりました…。(自分の番号が呼ばれてやっとどういう仕組みか気づいた)
 上高地からの高速バス、思ったよりあるんですね。アルピコ交通、儲かってそうだなあ。

 帰りは沢渡で乗り換えです。沢渡では、遭難情報のほか、上高地の歴史なども見れるようになっていました。全部大きな絵でびっくりしました。凄いリアリティがあります。夏の混雑時にはここに人が行列するのかな。
 遭難情報には蜂とありましたが、蜂、居るんですね…。あと150m滑落したけれどヘルメットのお陰で助かった人がいると知って、ヘルメット絶対買うぞと決意しました。
 あとなんだかまだお腹が減っていたので、チーズブッセを買いました。これも長野で作られたらしい。
上高地からの高速バス
有人窓口
切符です。
沢渡バスターミナルの歴史解説板。絵が良く出来ている。昔は開発目的で人の手が入ったんですね。
蜂と熊
これが絵だって気付くのにちょっとかかりました。すごい。

西穂~奥穂で滑落したけれどヘルメットのお陰で助かったらしい。ヘルメットすごい。
沢渡BT。

こうして上高地観光を終えて白骨に戻ってきました。この後、斎藤旅館をちょっと見物に行ったのですが、記事が長くなりすぎたので次に回します。


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