2013/08/22

[電子工作]トラ技9月号を読んだ感想

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 月が眠いですね。激ねむです。つらい。

 プールの帰り道に本屋があったので立ち寄ったら、9月号のトラ技が売っていて、まだ買ってないなあと気付いたので買ってきちゃいました。部品特集らしいですね。なんかこの企画最近多くないですか…てか薄いけど大丈夫ですかこれ…
 ふんふんと流し読みしてましたけど、幾つか??となったことがあったのでメモ

・可変容量ICの存在(MAX1474)。データシートを見ると、内部にコンデンサが幾つか並列になっていて、それらを独立にON/OFFすることで容量を変えるという、ある意味原始的な仕組みのもの。でもこんなのあったんだ…

・RMS-DCコンバータがAD536以外にもあったこと。何かどの本どの回路を見ていてもAD536だったんですが、ちゃんとLinear Technologyからも出てたんですね(LTC1966)。

・SiC系 高い。

・パワーオペアンプ(LT1206) 一体何のために使うんですかね、これ。データシートの用途欄には「ビデオ・アンプ、ケーブル・ドライバ、RGBアンプ」などと書かれていましたが、50Ω75Ωと言った低インピーダンスケーブルのためってことなんでしょうか…

・貫通コンデンサ 今まで何回か分解した時に見て、なんでこんなのがあるんだろう…と思ってたんですが、ようやくその使用目的がわかりました。なるほどって感じですね

・蛍光表示管モジュール(ノリタケ伊勢電子製のもの) LCDより確かにはっきりしてて見やすく、そして目に優しいのですきなんです。単管?表示のものは殆どが廃れてしまったんでしょうけど、LCDみたいな方はしぶとく生き残ってますね。人間の感性は数字では測れないだけあって、単純に技術の新旧で片付けられる問題じゃあ無いんでしょうか。いつか触ってみたいものの一つ。誰か恵んでくれ。

・有機ELディスプレイモジュール(SEL10016Y) 有機EL自体はOLEDとかで良く見ますけど、いわゆる16*2LCDのような形をしたものは初めて見ました。しかも意外と安いんですね。へえ…
 
 そうそう、有機ELといえば、透明なディスプレイモジュールなんてのも存在するんですね。これはトラ技ではないんですけど、この記事を見て知りました。びっくりです。

便利かも。透過ディスプレイ搭載の定規が面白い! | Hiroiro http://bit.ly/183Gx29

多分使われてるディスプレイはこれ。

Transparent OLED technology http://bit.ly/183Gzag

こういうのが眼鏡に貼り付けられるようになれば、近未来の遊びが出来るんじゃないかなあって昔から妄想してるんですけど、Google Glass然り、いつになったら私の手の届くところに来るんでしょうか…

 後、「目からうろこ!お宝アプリケーション・ノート」の連載に載ってるMAXIMのアプリケーションノート3241http://japan.maximintegrated.com/app-notes/index.mvp/id/3241、USB電源を使ったバッテリ充電は個人的に凄く参考になりました。
 
 「宇宙を撮る」、私が一番楽しみにしてる連載です。宇宙での電子機器は一体どうなっているんだろうという好奇心の相手をしてくれるのに十分な、とても内容の濃いお話ですから…
 今回も冗長系の話があってへえってなりました。ダイオード、電源、冗長と聞くとどうしてもはやぶさを思い出しますが、実際にどんな感じの役割を果たしていたのかと考えるとちょっと謎が残っていました。他にも、電源ラインが2つあるとか、コネクタの逆差し防止法とか、重要なスイッチは何箇所も同時押しさせるとか、そういう話も面白かったです。正確な同期をする部分にはCPLDを使っていると知って、こういうところにも需要があるのか…とも思ったり(後今日見つけたのはFPGAを使ったUSB-DAC)。
 
 なんか意識高い記事になったなあ。ということで寝ます。

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