「Spark Core」と言われる、Wi-Fiモジュール(CC3000)+ARM Cortex-M3マイコン(STM32F103)の載ったモジュールを買いました。特にIoTを意識しての購入ではないのですが、公式ではIoTに使えることを前面に押し出した、新しいモジュールです。
購入して、送られてくるまで
Sparkの購入方法ですが、公式サイトの"BUY SPARK CORE"ボタンから注文することが出来ます。お値段は以下のような感じ。
Subtotal: $39.00
Taxes: $0.00
Shipping: $6.78
Total: $45.78
支払いはPayPalです。注文時のメールに依ると、"Your order will be charged when it is ready to ship, typically less than 1 week after you have placed it. If your payment is declined for any reason, you will be notified via the email connected with your order, and will have an opportunity to update...
2014/08/25
[電子工作]Sparkの技適について
論より証拠、実際に買ってみたら、CC3000モジュールに技適マークが印刷されていました。
Spark Coreの写真。CC3000モジュールに技適マークが書かれていることが分かる。
上の写真で説明は事足りてしまったんですが、届く前は以下のような内容のある記事となっていました。
まえがき
「IoT(Internet of Things)」という単語が今年のトレンドのようになって、ニュースなどでも目にすることが多くなってきました。そんなIoTに欠かせないのが無線モジュールです。"Things"にいちいちLANケーブルを繋ぐのは、あまりいいことではないですからね(床がスパゲッティになっちゃう)。
日本におけるテクノロジのハイプ・サイクルを示した図[1]。「モノのインターネット」は黎明期にあることが分かります。
Sparkとは
無線モジュールの中で、私はSparkというものが気になっています。STM32F103が裏側に乗っていて、DIPパッケージなのでブレッドボードに挿しやすい。そしてなんといってもホームページが新しくて綺麗で(パララックスサイト、ミニマルでフラットなデザイン、全画面の画像とか…)、Web IDEも充実してそうです。
しかし、これを日本で使う時には、「技適」という問題が出てきます。
技適とは
技適とは、「この機械なら、日本で電波出していいよー」という証明のようなもので、これを受けないと、その機械から電波を出すことが日本では違法になってしまいます。なので、使う無線モジュールが技適を通っているかというのは、些細なことに思われますが結構重要な問題なんです。もちろんSparkに関しても、日本で使うなら「技適(技術基準適合証明)に通っているか」という問題があります。
ややこしいのは、「技適」は日本だけでの証明であることです。アメリカではFCCという規格になりますし、欧州ならばCEです。なので、海外製品だと「日本だけのために、お金を出して技適を通す」なんてことはしない場合も多いです(Simフリー端末などにありがち)。
それで、調べたところ、技適を受けてるみたいです。
Sparkの無線通信部には、Texas...
2014/08/22
[登山]karrimorのtrim 18を買った
登山でのピストン行程で使うためのサブザックとして、karrimorのtrim 18を買った。一部ではこれをアタックバックと言うらしいので、この単語で調べたほうがいいかもしれない。
どうして要るの
貧乏大学生が登山をする場合、大抵テント泊になる。また、一度行ったらなるべく山を取って帰るので、縦走が多くなる。こうして、テントの装備や何日もの食糧の分だけ荷物も増え、重くなっていく。そのため、容量の大きなザックを背負うことになる。
問題はピストン行程(A地点から、B地点まで行ってAに戻る。A→B→Aみたいな。)のときで、この時はテントなどの荷物は要らないので置いていき、サブザックに必要なもの(水筒や非常食、薬、雨具など)だけ積めて行くこととなる。
今までは、登山が趣味だった祖父のザックを使っていた。しかし、ちょっと小さいのと、上と下で、荷物を入れるスペースが分かれている(2気室のザック)のが不便だった。なので、新しいのが欲しくなった。というわけ。
サブザックに求めたもの
大体以下のスペックのを探した。
容量は20L前後
身体に固定できる(できれば腰ベルト)
軽い
以下理由。
ザックを選ぶ主要因は、まず第一に容量だと思う。入れる荷物は、思い出せる限りでは下のリストに載せたくらい。
水(2L、Platypus)
行動食(タッパーに入れてる。容量不明だけど結構大きい。)
医薬品類(なかなかかさばる)
地図
雨具・防寒具
貴重品(財布、iPod、etc)
実際に店でザックを見た限りだと、15Lくらいでは小さすぎて無理そうだと感じた。せめて18、余裕があれば20かなあといった感じ。
次に、ザックの作りについて。今回は、買った数日後に剱岳に行く予定だった(剱沢⇔剱岳山頂が数時間のピストン)。また、南アルプスの茶臼小屋⇔光岳のピストンをする予定がある。どちらも長丁場だし、岩場もあるから、ザックをちゃんと身体に固定したいと思っていた。なので、腰の固定ベルトがあるものを選んだ。
各社が出しているザックの内、サブザックとして売られているものは作りが簡素である。軽量なのを謳って、折りたためる位だから、肩紐も貧弱だし。
軽いっていうのは、まあ軽さは正義だと思っているから…。
候補
あまり色んなお店を見て回る時間がなかった。私は、都内で比較的広いと聞いていた、新宿の石井山専(ビックロ8F)に行って見た。
サブザック系統では
モンベルのポケッタブルデイパック...
2014/08/11
[プログラミング]Pythonでのデータ処理と、numpy.log2(4096)≠12.0になった話

概要
・Pythonで、xlsxを用いてExcelファイルを読み込んだ。
・numpyを用いてFFT、pylabで結果を表示した。
・np.log2()の精度?に疑問が生じた。
ExcelファイルからFFTする
データ処理にPythonを使おうとしています。今は、4096個の電圧データをFFT(高速フーリエ変換、Fast Fourier Transform)しようとしています。Pythonには、numpy、scipy、pylabといった強力なライブラリが揃っているので、あまり自分で実装しなくとも、簡単にFFTなど演算が出来ます。楽でいいですね。
今回は、"testdata.xlsx"というExcelファイルにデータが収まっています。このファイルのSheet1、1列目の1~4096行目に、小数でデータが入っています。この時、これらを取り出して、numpyでFFTを行い、pylabで表示するだけなら以下のスクリプトで出来ます。
# -*- coding: utf-8 -*-
__author__ = 'fenrir_'
import xlrd
import numpy as np
import math
from pylab import *
def rad_to_deg(rad):
...
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