とりあえず、閉店の話を聞いて行ってみたら、表のショーケースで見つけました!
TCD103D ラインイメージセンサ |
この動画で使っていたので、どこで手に入れたんだろう?と疑問に思っていたら、あっさりと棚に鎮座してました。店員さんが、これを買う客は数年ぶりだとかおっしゃってました。
トラ技の付録電源基板 |
カプトンテープを買ったり。
カプトンテープ届いた。 |
そういえば。昔、現品.comというジャンク屋がネット通販でありました。どの商品も10円といった格安価格が設定されていました。中にはPCIに挿すタイプの産業用マザーとか、掘り出し物もたくさんあった気がします。生憎、自分はここで買ったことはないですが(当時小学生だった私には、ネット通販はちょっと無理だった)、縦にずらっと並んだ商品リストを、一日中飽きずに眺めていたものです。
そんな現品.comでしたが、いつの間にかサイトは閉鎖され、今では話すら全く聞きません(2chのスレはありますが)。
そんな折、小沢電気商会さんの閉店の話を聞きました。小沢電気商会も、軒先のショーケースにはニキシー管や古い真空管などが並んでいて、周りにはジャンク基板などが積まれてたりする、なかなかアレなお店でした。カウンターの奥には、「誰が買うんだ」と思うような古い半導体が大量にあって、古い雑誌記事で指定された部品を探すときに重宝したものです。こういったジャンキーな雰囲気の店構えだったので、ここを訪れることが、秋葉原の楽しみの一つになっていました。なので、閉店と聞いて少し残念に思います。うーん、昨今はマイコンブームですが、ジャンク品に魅力を感じる人は、かえって少なくなったのしょうか?
ここだけに留まらず、「世界一の電気街」と称していた秋葉原も、秋月電子や千石通商は毎日盛況なものの、個人経営の部品屋が並ぶラジオデパート/ラジオスーパーでは、シャッターが降りているのを見ることが多くなった気がします。個人的には、そういうお店を見て回り、店主さんと会話するのが楽しみでもありました。インターネット通販で何でも揃う時代ですから、「わざわざ秋葉原に行き、頑固な店主に在庫があるか訪ね、歩きながらいろんな店を周って部品を集める」ということをする人なんて、もう少ないということなんでしょうか。
関係無いですけど、私が最初にハンダ付けしたのは、2色LEDに抵抗2本と電源線を付けただけの、今から考えればお粗末なものでした。それでも、自分の計算した通りの電流値になったり、色の変化を自分の好きにできる(2色LEDですから)のは、とても新鮮でした。どうかあの時の気持ちを忘れないようにしたいです。