2SH11とは、UJTです。2SH?2SKとか2SDの間違いだろって?ほんとですよ。ほら。
//写真を入れる…予定
それはともかく。
UJTとは、Uni Junction Transistorの略で、日本語だと単結合トランジスタです。
2SH~なのは、JIS規格で決められていたかららしいですね。
実はUJTは簡単に発振回路が組めるので、時々使われてたみたいです。という話だけ聞きます。私も、小学校の頃図書室にあった古い電子工作入門の本で、1つだけUJTを使っていた回路を見たのを思い出します。後、ネットではRLCさんのページに、UJTを使った発振回路が紹介されています。と言っても、発振回路もトランジスタで組めたりするから、あまり需要はなかったようにも思います。
困ったことに、UJTは今ではほとんど手に入らず(*1)、前から欲しいなー欲しいなー思ってたのですが、幻のような存在でした。ですが、今は無き小沢電気に閉店間際に行った時に、運良く2SH11をゲットすることが出来ました。それが上の写真です。CANパッケージに古いNECのロゴ。いいですね。
2SH11の他にも、2SH12、2SH13、2SH20、2SH21、2SH25とかあったように思います。
部品は使ってあげてこそなんぼ、でもレアすぎるとなかなか使うのにも度胸が要りますね…
ただの骨董部品自慢になってしまった…
*1:ここのオークションで時々出てるのと、通信販売店イーエレで中国製UJT BT33Fが売られてるのは知ってる…